アンケート集計結果発表
どちらが好きですか?編
ということで今度は「あなたはガチャピン派?それともムック派?」という話をしていきたいです。
アンケートの実施方法は前回を参照してください。
さて、んじゃ手っ取り早くグラフで表してみます。
数字で言えばガチャピン12票、ムック17票、両方3票、無回答2票ありました。────あ、今気付いたけど「両方嫌い」ってのが2人いるじゃん。要はそんな感じなのです。
ムックが競り勝ったという状況だけれど、3人ほど「昔はガチャピン」というのがいたりするんで大変です。それでも一応ムックが勝ってることには違いないが────やはりそれもこれもアンケート対象年齢が20代だったからこうなったんであって、幼稚園児対象ならガチャピン圧勝?という危惧は拭い得ない。むしろ圧勝するだろうし。私だって幼稚園児のときにはガチャピンの方選ぶだろうし。困ったものだ。
やっぱ昔は緑色の方が好きって人は多いんだろうねえ。
じゃ、皆さんの意見を羅列します。
〈ガチャピン派〉
・丸いキャラクターって可愛いので
・不思議な魅力を感じる
・なんともいえない味のある顔で好き
・スキューバダイビングできるから
・頑張っている姿がいい
・彼はチャレンジャーだから
・馬鹿なとこ。ちょっと抜けてるくせに態度でかい
・あの図体で岩山を登り、ジェットスキーもするから
・スタジオの外に飛び出していろいろパフォーマンスをするから
・なんでもできるから
・つるつるした方が・・・
・萌え
〈ムック派〉
・目立たないけど実は性悪
・口に手を入れるところ
・なんとなく
・なんででしょう・・・幼い頃から好きでした。あの目ですかね?
・アンチ巨人と同じ気持ち
・ムックの目がボキッといきそうで怖い、口が漆黒の闇で怖い、手だけ人間くさくて怖い
・天然でおっちょこちょいのムックも好き
・しゃべり方?ボケに回ってしまうところ?
・露出が少なく出てくればいつもおもしろい。
・動作とか口調が好きだったのかも
・ガチャピンの子供向けキャラとは思えない、毒舌ぶりがキモイ。
・一人称が「わたし」だったり、オッサン臭かったり、大人の匂いを感じて憧れてた
・ほのぼのします。ってかガチャピンが嫌い。指にあるイボイボが許せない
・ガチャピンの方が怖かったし脇役の方が好きだから。
────どうよ?これ。
全体の傾向として私が思うことは、ガチャピン好きの人って「なんでもできるガチャピン」が好きなのだなあということですか。
もちろんそれぱかりじゃない。丸いのがいいとか緑がいいとかあの性格がいいとかいうのもあるでしょうが、並べられた理由の半分弱が「いろいろこなすから」系のことで占められてるもん。だよな?違うのか?・・・チャレンジャーとか頑張ってるとかって、要は「世界紀行」やら「チャレンジ系」のもののこと指してるんですよね?
それがあったからこそのこの意見なのだと思うのだけど。
あと2100年ガチャピンキッドがかっこいいとか。
そんな「ガチャピンはなんでもできるすごいヤツなんだぜ!」というイメージの生成が、このあたりに効いてしまってるような印象をもちました。
まあなあ、アレで海潜ったりするもんなあ。引き上げるの大変だよね。
逆にムックは「なんか知らんが好きだった」みたいな人がけっこういる。
好きな理由についても疑問形の人も数名いた。
なんで疑問なんだ。なんか知らんがいい味出してるから好きだあ〜・・・という感覚なのか?
んで、ある方の話でこーいうのありました。
「子供心にムックはなんか嫌だった。突き出た目、手を口に突っ込む独特のポーズ、おっさんキャラ。でも、それより子供は目立つ方、派手な方に自然と目がいってしまうという、そんな単純な理由でガチャピンが好きだった気がする」
的を射た話だとすんごい納得しました。そうか、こう表現すればよかったのか、みたいな。
それに、おっさんキャラだから好きという人もいればだからこそ嫌いと言う人もいて、個人の感覚ってやっぱこんくらい違うんだなあと変なとこ感心したりもした。
私はやっぱ2人を並べたとき子供はガチャピン好きが多いと確信してます。
まあどちらにしろ本気で得体の知れないムックより、いくらか「爬虫類系?」と予測がつくガチャピンの方が好きにもなりやすかろうと。
基本的に人気のあるガチャピンが多数起用され露出度が高い。
もともと特にどちらが好きという感覚のない子供も、これでは緑の方に感心が奪われるのは必然ではないか。より激しく動く方を目で追ってしまうということだもんね、この場合。
次いで以下の話を聞いて、私はなんだかもう、感動しました。
「ガチャピンがスノボに明け暮れている傍らで、ドーナツを食べているムック。マイペースは許される、という事を学びました」
言葉でなんと説明していいのかわからないが、これはすごいことではないか(笑)?
ムックって実際変に落ち着いてるじゃないですか。あれ、永遠に5歳なのに。5歳というふれこみにも関わらず、あのめんどくさがりやというか、おっとりなマイペースな感じはすんごいですよ。沖縄に行ったとき、奴だけ集団行動を乱しパイナップル農園に紛れ込んだのだって、要はそんな性格がベースにあったからだ。
それで私は彼に不快感を持ったが今はむしろ「もっと行け!」と変に応援しちゃうことだろう。だって今の私こそがそんなだから。他人のことはおいといてマイペースに進んでるんで、公共の電波でムックのようなものがはびこってくれるのはとても心強い。
嫌なものは嫌というか、「オレはオレの道があるんじゃい」という生き方を子供さんに見せつけてやってほしいものです。
あん時にもこーいう見方ができてればなあ。もっと違う感動があったと思うんだけれども。
ということで2人の人気バトルはこんな結果になりました。
おそらく次回でアンケート集計は終わりです。
ということでよろしく。
つづく
2003年2月1日
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