はたらくくるま発展編

 ということで、どうも一人歩きしがちな「はたらくくるま」ですが、替え歌にしやすいってのも事実なんだろうなあと思ったりもする。
 何かの物語的な歌の歌詞をいじるのはそれなりに技術がいりそうで、けど、単語を差し替えれば別モノになってくれるという歌なら作りやすそうじゃない?・・・そういうわけでもないか。
 「はたらくくるま」等、紹介したり説明したりする歌って基本を作ることが大変そうじゃん。数文字でそれを表現する、という形態を作りそれに合わせて歌詞を作るってのが大変ってのは前にどっかで言ったと思うけど、結局そんな上手な日本語の使い方を私ができないからそう思うだけなのか、本当は簡単なのか、そこんとこはよくわからん。
 しかし少しいじるだけで面白いモノになる、というのは間違いではないだろう。「B.B.Joker」とゆー漫画の1巻74ページの「そういえば走ってる」における「一見暖かな家庭も「ラ」を「ロ」に換えれば変態家族に大変身なのら〜!!」みたいなものか。そんな気がする。
 んで、そんな換えたくなるような歌をたくさん世に送り出しているポンキッキだが、「はたらくくるま」以外の曲でこーいう替え歌作った人っているんだろうか。
 電車も船も飛行機も特急も歌を作ったっていうのに、何故替え歌となると「くるま」なんだ。それは単に「車」に親近感があるせいか、数多く作られて知名度があるんで創作意欲を刺激されたのか、結局この曲以外を知らなかったのか。
 まあなんでもいいが、私としては「車」が日常最も近い位置にあるもので、知名度があって(替え歌を作る場合、やはり相手がその歌を知っていなければ通じないし、また面白くもないだろうし)、手頃だったのだろうと思うのです。「きた!きた!とっきゅう」とかだとなんとなく作りにくそうじゃん?
 だからなんだって話で、まあそういう流れなのかはともかく、一つ「はたらくくるま」の替え歌をいただきました。
 以前の「猛毒」や「海賊版」と違って、とても真面目────というか、まともっつーか、普通なので新鮮でした(笑)。

アブナイくるま  作詞 ze

のりものあつまれ いろんなくるま
どんどん捕まれ アブナイ車
意識が朦朧 飲酒運転車
ホントは乗れない 無免許運転車
スピーカー積んで走るよ 爆音車
路上で暴れ狂うよ 暴走車
いろんなくるまが あるんだな いろんな犯罪 あるんだな
走る! 事故る! アブナイくるま

 この方からのメッセージとしては「この歌で交通安全を呼びかけよう!!」です。
 「猛毒」もいいが、こういう健全な作り方もたまにはいいよな。あーでも、歌詞的にはそうそう健全でもないのかなあ・・・・・・でもなんか、こーいうのを交通安全週間とかに流すことによって、交通違反の抑制とかには────ならねえか。
 「こんな危ないモノがいるんで気をつけよう」「こんな危ないことはすんな」という視点で替え歌作って、世間に流すのもなかなかオツなことだと思いますがどうでしょうかね?


 で。
 これいただいて、こんなとこで紹介させてもらいつつ考えたんだけど、前述通り存在の有無はともかく、「はたらくくるま」以外の替え歌の噂を私は知らない。
 ので、例えば「でんしゃのなかはおもちゃばこ」あたりで何か作ってみようかと。
 「こよみをめくってきしゃがいく」でも作りやすそうな気がするなあ。
 というわけで、今すげえ忙しいので、暇になったら何か作って発表したいなあと思いつつ、そんなことして墓穴掘るのも嫌だなあとか自制しつつ、ちょっと考えてみます。
 腰というか背中痛いしなあ、ちょっと今キーボードうってるのも大変。
 そんなことはどうでもいい。
 期待せず待ちたい人は待っててほしいと思います。
 zeさん、ネタ提供ありがとうございました。 

おわり
2003年5月17日

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