機関車トーマス懐古シリーズ
〜とりあえず序文


 とりあえずこの夏に嫌になるほどトーマスのビデオを見狂ったんで、それを使わないというのは私の労力損じゃないですか────ということで当分の間、厭きるまでトーマス三昧で行こうという話、というのがとりあえず今回のテーマね。
 純粋にポンキッキかと聞かれると悩むとこも多いですが、それを押して余りある勢いがあの人形劇にはある!、と自負してるんで強引にポンキッキ枠に押し込めてやるのさ。反対しても駄目ね。
 ま、この一連の人形劇に関してはですね、なんつーか・・・・・・ほのぼのさとグロさと理不尽さと教育が同じ割合で絶妙に混じっているにも係わらず、「機関車がしゃべる」というある種SFな設定のせいでか「ほのぼの」の部分がよく印象に残るという妙な現象が起こっているという現象が起こっているのも興味深いじゃないですか。
 私がこれを初めて見たときの感想は多分、
 「?」
だったと思う。多分ね。覚えてないけど。
 だっておかしいもん、設定とか。
 とりあえず喋るところがおかしい。なんか機関車が失敗して、偉い人に怒られ、機関車が努力したら偉い人が褒める。そんなことの繰り返しをしていたら、機関車が唐突にスト起こす。トンネルで立ち往生する。機関士を置いて走っていく────とかなんとか。
 どうにもこうにも不思議な世界だ。田舎だから良かったが、都会でこんな事態になってたら大変なことだぞ────と思ったとき、それは私が奴らにはまった瞬間だった。
 変なモノに心奪われるのは人として仕方ないことさ。
 にしても、とりあえず最も良い子のエドワードが好きだったあたり、自分の考えと相反してておかしいけども。まあ、ゴードンにもほれてたしね。
 で、そのうち物語上では、主役であるはずのトーマスは姿を見せなくなっていった。
 再び「?」だ。主役はどうした。
 これじゃブタゴリラが活躍する「キテレツ大百科」と大差ないじゃないか(笑)。
 昔はそれでもまあ謎に思うくらいであまり深くは考えなかった。主役がでてこない、という謎も含めて、いろんな意味で。
 でもさ。
 こうした場を持って、一応見損ねた放送をビデオで入手できるようになった、という状況を鑑みるに、研究しなけりゃ損じゃないか?とか思いません?とりあえず自分の満足いく範囲で適当に妄想膨らませたいなと思ったっていいじゃないか。
 ということで、妄想を繰り広げることにしました。
 これが今から起こる一連の作業ということになります。


 別にトーマス全然知らなくてもわかるように書いてるつもりなんで、まあ気軽に適当に足を踏み入れるのも一興かと思われますがどうなんでしょう。
 機関車の名前くらいは予備知識として必要なんで次回細かく書き連ねようと思っていますが、その他の研究内容についてはそれ以外の知識がなくてもわかりやすくなっている、はず。
 まあ、知っている人が知っていることをベースに書くので、多少見えない部分が出てきた場合はその点ご指摘くだされば補足説明します。できる範囲で。
 そういうことで、以後私が飽きるまでお付き合いくだされば幸いです。


 とりあえず今日は宣言のみで終わり。
 次回をお楽しみにー。

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